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ベストセラーを書くまで死なない日記

1人特許事務所の所長さんが商業出版に公開チャレンジしてます

050:ランディングページ作りの絶対解とは:「ネット広告&通販の第一人者が明かす100%確実に売上がアップする最強の仕組み」加藤公一レオ著

 

かなり怪しいタイトルですが、読んでみるとタイトル通りの本だと気づく。

 

この本では、A/Bテストで効果実証済みのことしか基本的に書いていない。

200億の広告予算を使って得た知見、それも5社以上で効果が出たものだけを紹介しているそうです。

 

まさにTested Advertisement(効果の検証済みの広告)です。

 

ランディングページの作り方、申し込みフォームの改善方法など、

そのまま取り込めばいいと思う。

一つ一つは小さな改善ですが、効果が出ると分かってることは丸パクリするのがよい。

(申し込みボタンを「緑色」にせよ、とか、入力フォームの記入不備をリアルタイムで表示できるようにせよ、とか)

 

この本を読むまで「ランディングページ」という概念を知りませんでした。

(参考:こんなサイトとか→ランディングページ集めました

 

リスティング広告を出す場合も、先にランディングページを作っておかないと

かなりの取りこぼしがありそうです。

一から十まで専門家に丸投げすると費用がかさむので、

こういった有名な本は一通り勉強しておいた方がいいのでしょうね。

 

 

049:最初の一冊に最適「事業をサポートする知的財産実務マニュアル」宮川幸子・清水至編

 

事業をサポートする 知的財産実務マニュアル

事業をサポートする 知的財産実務マニュアル

 

「事業をサポートする」というタイトル通りの本。

通常の入門書ではすっぽり抜けてる「調査」と「権利行使」のお話が大変詳しい。

入門書なのに、知ってるノウハウを詰め込んでるせいで情報濃度が非常に高いです。

 

目次(人力入力です)

PART1 事業支援のための知財活動と特許調査

Theme1 知財活動と事業のサポート

Theme2 特許公報の種類と読み方

Theme3 パテントマップに基づく動向調査

Theme4 特許調査の概要と検索手法

Theme5 他社特許調査による特許リスクの未然予防

 

PART2 開発現場から生まれる技術の特許による保護

Theme6 特許出願と特許要件

Theme7 特許登録のための特許審査対応

Theme8 外国での特許の取得

 

PART3 デザイン・ネーミング・キャラクターの保護

Theme9 意匠制度によるデザインの保護

Theme10 商標に化体する信用の保護

Theme11 著作権によるキャラクターの保護

 

PART4 知財にまつわる係争と、事業の保護・支援

Theme12 知財権侵害警告・訴訟への対応

Theme13 知財権活用による事業の保護

Theme14 海外における模倣品対策と税関対応

Theme15 知財に関係する諸契約と注意点

 

だいたいの入門書は「特許とは」から始まり「発明発掘」から本題に入る構成なのですが、

この本はちゃんとしてます。出願前の調査も、侵害対策の調査もしっかり書いてます。

企業法務で大事なのは、こっちの方ですからね。

出願業務の前に侵害予防調査をやれ、という話はよく聞きます。

 

出願の話も凝ってて、架空の案件(ホバリング掃除機;ダイソン???)を題材に

先行文献も一から考えて、その関係を説明してる。

いつまでも灰皿や消しゴム付鉛筆でお茶を濁してる関係者は反省してほしい。やればできるんだ。

 

あと、特許調査と係争関係にかなりの分量を割いてる。

初学者とはいえ、「権利行使されたらどうなるのか(逆はあまり考えない)」は気になるところ。

この本でも、警告書対応から訴訟の流れ、海外での訴訟(!)まで簡潔ですが必要十分な説明がされてます。

この辺、有料の研修(能力担保研修)を受けてないと弁理士でも知らないとこだぞ。

 

係争関係は基本的に弁護士が、14章の模倣品対策は元東京税関職員の弁理士が書いてる。いずれも専門家の中の専門家ですね。

 

実務で必要となりそうな部分にピンポイントで実務経験が得られるこの本、

この値段(3400円+税)です。

入門向け研修としても見たことのないクオリティ(編成&各論)なので、

法務部&知財部全員に配っても元は取れると思う。

 

とにかくバランスがいいのが特徴。

構成とページ配分が抜群にいい。内容は少し頑張りすぎな嫌いがあるが、それは実務者が書いてるから仕方ない。

 

事業をサポートする 知的財産実務マニュアル

事業をサポートする 知的財産実務マニュアル

 

 

「これは編者というより編集者の力だな」と思ったら、編集プロダクションが倒産してた。

株式会社アド・コンサル - 倒産情報公告資料室

 

中央経済社の知的財産法の書籍は、法律書・実務書ともレベルが高いので、どれもおすすめです。

(優秀な編集者が担当してるんでしょうね、きっと)

一冊だけ挙げると、奥田百子先生の翻訳の本とか。

弁理士が基礎から教える 特許翻訳のテクニック<第2版>

弁理士が基礎から教える 特許翻訳のテクニック<第2版>

 

 

048:これは傑作「北条高時と金沢貞顕 やさしさがもたらした鎌倉幕府滅亡」

高時を制すものは鎌倉幕府滅亡を制す、ではありませんが、

滅んだ側の歴史を滅んだ側ひいきの研究者が書く、と聞けば興味をそそられます。

(著者は金沢文庫学芸員の方:バリバリの鎌倉びいき本ですよ)

北条高時と金沢貞顕―やさしさがもたらした鎌倉幕府滅亡 (日本史リブレット 人)

北条高時と金沢貞顕―やさしさがもたらした鎌倉幕府滅亡 (日本史リブレット 人)

 

表紙は「異形異類の者と田楽を踊る北条高時

高時の暗愚さが幕府滅亡を招いたというのは太平記の基本概念ですので

鎌倉幕府滅亡の兆しとして、太平記の冒頭を飾る有名なエピソードです。

 
 
用語解説がすごい
 
この本は初学者〜中級者向けのレーベルなので補足・用語解説が
各ページ上方に挿入されているのですが、
すべての著述がいちいち鎌倉幕府側から説明し直してて一々面白い。
 
例えばこれ。日本人なら誰もが知ってる用語ですね。
 
承久の乱後に、鎌倉幕府が京都の治安回復と法廷の復興支援のために設置した出先機関
当初は占領軍として京都を支配したが、洛中警護・勅令施行・西国成敗などの仕事を行う出先機関に発展した。
 
承久の乱で幕府が主導権を握り朝廷を支配下に置いた、とよく言われますが、
鎌倉幕府側から見れば、人道的立場で幕府の復興支援をした、という解説。
 
実際、社長(皇族将軍)が天皇家から派遣されてたり、
東国の支配権の根拠も官職(征夷大将軍の地位)にありましたから、
幕府は(行動を把握できる範囲なら)朝廷を支配下に置く必要はありません。
 
幕府と朝廷の力関係も、「あちら側」鎌倉側から見ることで全く違って見えますね。
 
 
両統迭立をあちら側から見ると
 
さて「両統迭立」といえば、天皇家の派閥争いの仲裁を鎌倉に委ねた状態です。
鎌倉幕府の承認」が決裁にあたるので、一応幕府側が決めることになってます。
実態はというと、鎌倉幕府は「巻きこまれる側」でした。
 
鎌倉が朝廷に介入するつもりなら(鎌倉→どちらかの派閥)の工作、
朝廷側が鎌倉を抱き込もうとするなら(どっちか→鎌倉)の工作、
 
がされるはずですが、京都から鎌倉への使者ばかり(増鏡)飛んできて
鎌倉は朝廷内での勢力争いに迷惑しています。
そもそも京都の主導権争いに鎌倉が主導的立場をとるのは現実的ではありません。
 
程度の問題もありますが、ある程度京都でまとまった段階で
鎌倉と折衝するという形式でないと、収拾が付かないでしょう。
 
 
本書の主役
 
さて、本書のタイトルは北条高時(第十四代執権、最後の北条得宗)と
金沢貞顕連署→第十五代執権→出家)です。
高時役は片岡鶴太郎さん、貞顕役は児玉清さんでしたね。
 
大河ドラマは高時(14)→赤橋守時(16、最後の執権)のリレーになってますし、
鎌倉合戦で華々しく散った守時に対し、(わずか1ヶ月強だけ執権だった)金沢(かねさわ)貞顕はあまり知名度が高くありません。
 
 
幕府滅亡の理由
 
元寇以来御家人の窮乏が広がっており、御家人制度が制度疲労を起こしていた、
分割相続から一括相続に変わって社会不安が広がっていた、
安東氏の反乱を治められなかったので幕府の権威が失墜した、
とかがよく言われます(それでも結構)が、それに加えて重要なのが二つ。
 
「寒冷期の到来による東日本の凶作」「幕府内の政争」です。
 
 
凶作による民衆の疲弊が出発点
 
京都の観桜会の記録から各年の平均気温を割り出したデータが
基礎資料として登場します。
50年前(京都の平均気温8度)から急に平均気温5度の世界に。
立派な氷河期です。
 
鎌倉幕府は、豊作凶作にかかわらず一定の年貢を取り続けたので
凶作のリスクは御家人に丸投げです。
税金を納めるのが精一杯のときに饗宴にふける上層部をみた時、
殺意しか覚えませんね(サラリーマン的発想)。
 
 
タイミングの悪すぎる政争
 
改革(そこは別の本で勉強してね)疲れで首脳陣が疲弊していたのか、
穏健派による先例重視の保守的な政権運営がされていたのですが、
定期的に派閥争いは起こります。
(この辺の事情も、太平記には一切出てきませんね)
 
中でも決定的だったのが、
元弘の変のさなかに「長崎高資暗殺計画」が発覚したこと。
 
暗殺されそうになった側は、当時得宗家執事の実力者、長崎高資
暗殺を謀った側はなんと北条高時
 
長崎氏をその他で政権争いはされていたのですが、
この事件をきっかけに得宗家が権威を失い、
長崎氏が権力の中枢に位置することとなります。
 
この事件、長崎高資がリーダーシップを振るうこと自体は当時の情勢からは好ましかったのだが、タイミングが悪すぎました。
なぜなら「元弘の変の発覚直後」だったから。
 
 
事後処理ができない状態に
 
このまま後醍醐を幽閉か配流して持明院統に皇統を戻す、
という処理を通常の幕府運営ならできたものの、
政変を聞いた後醍醐は京都を脱出、笠置山で蜂起します。
 
後醍醐天皇正中の変で完全に孤立してますし、
四方八方から退位を迫られて、あと一押しで息の根を止められるところ。
さすがは後醍醐天皇、敵が弱ってるタイミングで最後の勝負をかけましたね。
 
倒幕と天皇を旗印に、反幕府勢力が各地で蜂起し、
幕府転覆に繋がっていくというのは、みなさんご存じでしょう。
 
 
要約すると「いま争ってる場合じゃないだろ」なんですが、
時代背景から社会的・経済的要因、そして政治的な転換点と
鮮やかに描き出されたのが本書。いや、すばらしい。
(説明は端折ってますが、御家人の経済問題も結構面白いですよ)
 
 

 

北条高時と金沢貞顕―やさしさがもたらした鎌倉幕府滅亡 (日本史リブレット 人)

北条高時と金沢貞顕―やさしさがもたらした鎌倉幕府滅亡 (日本史リブレット 人)

 

 

応援してるから買って下さい
 
・・・という話はこの本を読んで初めて知りました。
北条得宗側から幕府滅亡を描いた本は結構珍しいので、
この辺まででピンときた人は、ぜひこの本を買ってください。
 
80P強、わずか1000円足らずの小冊子ですが
情報も新規ですし、説明も簡明そのもので、今まで聞きかじった知識が繋がっていくのが分かります。
 
歴史のダイナミックさを十分に感じられる本書、
ここ10年で読んだ中でベスト5には入るでしょう。
オススメです。
 

047:大河ドラマ「太平記」見終わりました。傑作でした。

足利尊氏は、というか南北朝は、スケールが大きくて面白いですね。

 

歴史の転換点(後醍醐が笠置山で蜂起、とか尊氏裏切る!とか)が分かりやすいし

後醍醐天皇新田義貞足利直義などの主要人物に配慮し、

明確な敵をほとんど描かない演出も良い。

(そのため、後半が少しパワーダウンしていくのですが、それは別の機会に)

 

 

尺が足りない

鎌倉幕府滅亡までに23話も使ってしまったので、後半がかなり駆け足でした。

49話ではたりない、だって吉川英治の原作本は8巻(確か)ですぞ。

3年くらい太平記だけやりましょうよ

 

 

キャラ立ちした登場人物たち

主人公は尊氏(尊氏の奇行もうまく毒抜きしてた)でしたので、

前半の中ボスは北条高時(と長崎円喜)。

この2人の悪玉っぷりは大河史上に残るでしょう。

 

佐々木道誉陣内孝則)のわざとらしい演技もいいし演技に華がある。

楠木正成武田鉄矢)の田舎侍のような素朴な演技もいい。

(両者ともあまり好きな役者さんじゃなかったのですが、見直しました)

 

 

22話の「鎌倉炎上」は必見です

悪手を打ち続け北条一門の破滅を招くぼんくら、北条高時

早く逃げ出せと進言する金沢貞顕を制し、全員で切腹する道を選びます。

高時と長崎円喜切腹を楽しむためだけに1〜22話を見る価値があります。

 

 

そして後半戦(幕府成立以降)

ましらの石や一座も消え、尊氏が誰と戦ってるのか分からなくなります。

エピソードを順番に提示して話を消化していくだけになってます。

 

「桜井の別れ」も「七たび人間に生まれ変わっても、朝敵を滅ぼす」も

湊川の合戦」の1エピソードで推し進めてましたし特に観応の擾乱以降が悲惨。

直義毒殺が最終話までずれこむあたりが無理ゲーです。

 


NHK大河ドラマ 太平記 (1991年) メインテーマ

 

OP曲も印象的な作品でした。

 

本当に見てよかった。

南北朝ファンのみなさんも、時間をやりくりして是非ご視聴ください。

 

046:太平記(抄訳版)は目次を読むのがオススメです

嘘・大げさ・創作が大量に紛れ込んでいることで有名な「太平記」。

 

南北朝の専門書とかでは、公家の日記と照合して事実関係を確かめてるようですが、

街の歴史好きには、どこが本当でどこが嘘かがわからない。

 

「できれば読んだらいい本」なのか、ひょっとして「読むと有害」なのか、

などなど無用な気をつかわないといけません。

 

↑全40巻の太平記を文庫1冊にまとめた、抄訳版です。 

 歴史的な事実関係を並べ、要所に有名なエピソードを紹介してます。

 

この本のおすすめは「 目次だけ」何度か読むこと。

通しで2回読みましたが、それより「目次読書の繰り返し」の方が効率がよい。

 

いくら太平記といえども、有名な事件の前後関係を入れ替えたりはしないし、

目次=あらすじになってるので、そこだけ読んでも十分すぎるほど勉強になります。

 

 

ちなみに、観応の擾乱後は北朝優位が固まり、

著者も読者も着地点を探るだけになってくるので、

 

南朝の武将 登場→討ち死(楠木正行とか、瞬殺でした)

北朝の武将 登場→政争→南朝に寝返り 

 

のパターンで有名人がどんどん消費されていくので、

テンポが異常によくなります。

あまり盛り上がらない部分なので、さらっと流すのが正解なんでしょうね。

 

045:気軽に巡れる南北朝の史跡(その3)

041:南北朝関係の史跡・墓所・お寺を調べたよ - ベストセラーを書くまで死なない日記

044:行きたい南北朝の史跡その2 - ベストセラーを書くまで死なない日記

 

反応がないのにめげずに第三弾です。

史跡ってのは、調べれば調べるほど行きたい場所が増えていきます。

不思議なモノですね。

 

 

六波羅第跡・六波羅探題跡 | 幻の京都探訪 | 京都じっくり観光

日本人なら誰もが名前だけは覚えている史跡、六波羅探題

承久の乱の後に幕府と朝廷の力関係が崩れ、

朝廷を監視するために幕府が設立した出先機関です。

 

南北朝関係で言うと、滅ぼしたのが尊氏だったり、

仮御所が六波羅にあって(この辺が両者の力関係を示してる)、

その後北条勢が天皇上皇米原まで連れ出してたりと

色々なドラマがあったようです。

 

京阪五条駅から徒歩10分くらいの好立地で、清水寺へ行く途中にありますので

ライトな観光客の方にも是非いってもらいたい場所です。

 

蓮華寺 | 滋賀県観光情報

で、六波羅探題滅亡後に落ち延びる北条勢が佐々木道誉に追い詰められ、

集団自決したのがここ。死亡者一覧は「陸波羅南北過去帳」に載ってます。

米原です。

 

佐々木道誉公墓・犬上郡甲良町 [滋賀文化のススメ]

勝楽寺 | 滋賀県観光情報

NHK大河ドラマで一番輝いてた武将といえば、

真っ先に思い浮かぶのが佐々木道誉(最近見終わりました)でしょう。

あの動乱の時代に80前まで生き延び、畳の上で死んでます。

 

6カ国の守護をつとめた幕府の重鎮でありながら、

権力闘争もうまく立ち回り、その家系は幕末まで大名として残ったとさ。

 

 

後村上天皇行宮跡碑のクチコミ - フォートラベル

八幡の行宮跡。南朝方の史跡です。

石清水八幡宮の近く(の平野部)にあります。

最寄り駅からそれなりに歩くようなので、動きやすい格好で。

 

 

真言宗大本山 天野山金剛寺 

河内長野市天野の行宮跡。山間部にある観心寺に対し、少し平野側にあります。

南朝関係の資料も沢山所蔵しているそうなので、是非一度。

河内長野市は、行宮を2つも抱えてうらやましい)

 

 

(少し遠いところ編)

薩た峠 (静岡)---静岡市観光ガイド『駿河湾★百景』

(さったやま)といえば、尊氏vs直義の最後の戦いの地。

観応の擾乱の終盤です。この戦の直後に、直義は毒殺される訳です。

富士山を見ながら気持ちよくハイキングができるそうなので、

山登りを兼ねて行くのがよろしいかもしれない。

 

 

福岡史伝/福岡の歴史

多々良浜の戦いです(タイトルがおかしい)。

九州に落ち延びた足利勢が朝廷(建武政権)軍と戦い、劣勢をものともせず大勝。

歴史のターニングポイントとなった場所です。

 

ちなみにこの戦いでは、直義が先陣を切って大活躍してます。

直義、イメージと全然違うぞ。

 

 

日本全国に「行宮」ってほとんど存在しないんだが、

なぜか(主に南朝のせいで)近畿中部にたくさん存在します。

せっかくなので(吉野、天野、観心寺、住吉、八幡あたりは)回ってみたいですな。

 

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(17.2.14追加)

鎌倉史跡ー浄光明寺 / 鎌倉ぶらぶら

 

中先代の乱で鎌倉に事実上幕府を開いた(恩賞を渡し始めた)尊氏が

後醍醐天皇の討伐を恐れ、こもったお寺。

直義が敗北し、「出家しても許さん」というニセ綸旨により

(その後尊氏は挙兵、九州落ちの後京都まで巻き返し、室町幕府が誕生します)

 

 

 

 

044:行きたい南北朝の史跡その2

pro-con.hateblo.jp

 

前回分はこちら。近畿圏内を中心にしらべてたので、

今回は近畿エリア外のを収集しました。

 

(その1)南朝の皇居跡 賀名生(奈良県五條市

 

南朝の中心地といえば賀名生(吉野は最初だけだよ)

皇居跡はいまでも一般の方の住宅として使われているので、

公開されるのは春秋の年2回だけ。

www.city.gojo.lg.jp

 

サイトを見る限り、平成29年春の公開はないみたいです。

申込も結構面倒(往復ハガキのみ)だし、小学生以下は入れないし、

秋口までちゃんと覚えてられるかどうか。うーむ。

 

 

(その2)「日本国王懐良親王の墓(熊本県八代市

民に朝貢貿易をしたことで有名な懐良親王後醍醐天皇の皇子、鎮西将軍です。

一時は太宰府を押さえるほど勢威をふるった「南朝の星」です。

また、変なタイミングで日本側の代表になった(使者が帰ってきた時点で太宰府を撤退済)ので、その後に貿易をしようとする人のいい迷惑にもなったとさ。

 

懐良親王自体はかなり面白い存在なので、南朝ファンとしても追ってみたい。

 

www.jalan.net

↑歴史上の史跡をしらべると、結構な確率でじゃらんnetが出てくる。迷惑な

 

 

(その3)北条氏最後の地 東勝寺跡(鎌倉)

北条高時をはじめ北条家が集団自決し、鎌倉幕府が滅んだところとして有名です。

太平記にも大きく取り上げられてる事件ですし、

日本史上でも外せない重要な出来事。わざわざ遠征する値打ちがありそう。

 

鎌倉の史跡 東勝寺跡 鎌倉幕府終焉の舞台 /鎌倉ぶらぶら

↑廃寺で公式サイトがないせいで、紹介できるページが全部しょぼい

 

 

(その4)武闘派の宮将軍 護良親王の墓(鎌倉)

鎌倉幕府滅亡の立役者、護良親王

尊氏と対立して政治的に消されてしまいましたが、産まれながらの武将とも言える

その武勇に心を打たれた人は多いでしょう(たぶん)。

 

殺害された際に、相手の刀の切っ先を加えて話さなかったので

検分の際に偉い人に危害を加える恐れがあるとして、首をその辺に捨てられたという

因縁深いエピソードも太平記には残っております。

 

鎌倉史跡ー護良親王の墓所 /鎌倉ぶらぶら

 

 

(その5)毒殺された副将軍 足利直義の墓(鎌倉)

 

調査中

 

鎌倉の浄妙寺という話があるが、信頼できるサイトが見つからない。

今度、足利直義の評伝を読むので、そのときに再度調べようと思う。

 

 

 (全体を見た感想)

 

「ちゃんと公式サイトを作ろうよ」

 

人気の無い南北朝時代とはいえ、史跡巡りがきっかけで観光に来られる方もいらっしゃいます。寺、自治体どっちも、もう少し観光資源を活用しましょうよ。