ベストセラーを書くまで死なない日記

1人特許事務所の所長さんが商業出版に公開チャレンジしてます

047:大河ドラマ「太平記」見終わりました。傑作でした。

足利尊氏は、というか南北朝は、スケールが大きくて面白いですね。

 

歴史の転換点(後醍醐が笠置山で蜂起、とか尊氏裏切る!とか)が分かりやすいし

後醍醐天皇新田義貞足利直義などの主要人物に配慮し、

明確な敵をほとんど描かない演出も良い。

(そのため、後半が少しパワーダウンしていくのですが、それは別の機会に)

 

 

尺が足りない

鎌倉幕府滅亡までに23話も使ってしまったので、後半がかなり駆け足でした。

49話ではたりない、だって吉川英治の原作本は8巻(確か)ですぞ。

3年くらい太平記だけやりましょうよ

 

 

キャラ立ちした登場人物たち

主人公は尊氏(尊氏の奇行もうまく毒抜きしてた)でしたので、

前半の中ボスは北条高時(と長崎円喜)。

この2人の悪玉っぷりは大河史上に残るでしょう。

 

佐々木道誉陣内孝則)のわざとらしい演技もいいし演技に華がある。

楠木正成武田鉄矢)の田舎侍のような素朴な演技もいい。

(両者ともあまり好きな役者さんじゃなかったのですが、見直しました)

 

 

22話の「鎌倉炎上」は必見です

悪手を打ち続け北条一門の破滅を招くぼんくら、北条高時

早く逃げ出せと進言する金沢貞顕を制し、全員で切腹する道を選びます。

高時と長崎円喜切腹を楽しむためだけに1〜22話を見る価値があります。

 

 

そして後半戦(幕府成立以降)

ましらの石や一座も消え、尊氏が誰と戦ってるのか分からなくなります。

エピソードを順番に提示して話を消化していくだけになってます。

 

「桜井の別れ」も「七たび人間に生まれ変わっても、朝敵を滅ぼす」も

湊川の合戦」の1エピソードで推し進めてましたし特に観応の擾乱以降が悲惨。

直義毒殺が最終話までずれこむあたりが無理ゲーです。

 


NHK大河ドラマ 太平記 (1991年) メインテーマ

 

OP曲も印象的な作品でした。

 

本当に見てよかった。

南北朝ファンのみなさんも、時間をやりくりして是非ご視聴ください。

 

046:太平記(抄訳版)は目次を読むのがオススメです

嘘・大げさ・創作が大量に紛れ込んでいることで有名な「太平記」。

 

南北朝の専門書とかでは、公家の日記と照合して事実関係を確かめてるようですが、

街の歴史好きには、どこが本当でどこが嘘かがわからない。

 

「できれば読んだらいい本」なのか、ひょっとして「読むと有害」なのか、

などなど無用な気をつかわないといけません。

 

↑全40巻の太平記を文庫1冊にまとめた、抄訳版です。 

 歴史的な事実関係を並べ、要所に有名なエピソードを紹介してます。

 

この本のおすすめは「 目次だけ」何度か読むこと。

通しで2回読みましたが、それより「目次読書の繰り返し」の方が効率がよい。

 

いくら太平記といえども、有名な事件の前後関係を入れ替えたりはしないし、

目次=あらすじになってるので、そこだけ読んでも十分すぎるほど勉強になります。

 

 

ちなみに、観応の擾乱後は北朝優位が固まり、

著者も読者も着地点を探るだけになってくるので、

 

南朝の武将 登場→討ち死(楠木正行とか、瞬殺でした)

北朝の武将 登場→政争→南朝に寝返り 

 

のパターンで有名人がどんどん消費されていくので、

テンポが異常によくなります。

あまり盛り上がらない部分なので、さらっと流すのが正解なんでしょうね。

 

045:気軽に巡れる南北朝の史跡(その3)

041:南北朝関係の史跡・墓所・お寺を調べたよ - ベストセラーを書くまで死なない日記

044:行きたい南北朝の史跡その2 - ベストセラーを書くまで死なない日記

 

反応がないのにめげずに第三弾です。

史跡ってのは、調べれば調べるほど行きたい場所が増えていきます。

不思議なモノですね。

 

 

六波羅第跡・六波羅探題跡 | 幻の京都探訪 | 京都じっくり観光

日本人なら誰もが名前だけは覚えている史跡、六波羅探題

承久の乱の後に幕府と朝廷の力関係が崩れ、

朝廷を監視するために幕府が設立した出先機関です。

 

南北朝関係で言うと、滅ぼしたのが尊氏だったり、

仮御所が六波羅にあって(この辺が両者の力関係を示してる)、

その後北条勢が天皇上皇米原まで連れ出してたりと

色々なドラマがあったようです。

 

京阪五条駅から徒歩10分くらいの好立地で、清水寺へ行く途中にありますので

ライトな観光客の方にも是非いってもらいたい場所です。

 

蓮華寺 | 滋賀県観光情報

で、六波羅探題滅亡後に落ち延びる北条勢が佐々木道誉に追い詰められ、

集団自決したのがここ。死亡者一覧は「陸波羅南北過去帳」に載ってます。

米原です。

 

佐々木道誉公墓・犬上郡甲良町 [滋賀文化のススメ]

勝楽寺 | 滋賀県観光情報

NHK大河ドラマで一番輝いてた武将といえば、

真っ先に思い浮かぶのが佐々木道誉(最近見終わりました)でしょう。

あの動乱の時代に80前まで生き延び、畳の上で死んでます。

 

6カ国の守護をつとめた幕府の重鎮でありながら、

権力闘争もうまく立ち回り、その家系は幕末まで大名として残ったとさ。

 

 

後村上天皇行宮跡碑のクチコミ - フォートラベル

八幡の行宮跡。南朝方の史跡です。

石清水八幡宮の近く(の平野部)にあります。

最寄り駅からそれなりに歩くようなので、動きやすい格好で。

 

 

真言宗大本山 天野山金剛寺 

河内長野市天野の行宮跡。山間部にある観心寺に対し、少し平野側にあります。

南朝関係の資料も沢山所蔵しているそうなので、是非一度。

河内長野市は、行宮を2つも抱えてうらやましい)

 

 

(少し遠いところ編)

薩た峠 (静岡)---静岡市観光ガイド『駿河湾★百景』

(さったやま)といえば、尊氏vs直義の最後の戦いの地。

観応の擾乱の終盤です。この戦の直後に、直義は毒殺される訳です。

富士山を見ながら気持ちよくハイキングができるそうなので、

山登りを兼ねて行くのがよろしいかもしれない。

 

 

福岡史伝/福岡の歴史

多々良浜の戦いです(タイトルがおかしい)。

九州に落ち延びた足利勢が朝廷(建武政権)軍と戦い、劣勢をものともせず大勝。

歴史のターニングポイントとなった場所です。

 

ちなみにこの戦いでは、直義が先陣を切って大活躍してます。

直義、イメージと全然違うぞ。

 

 

日本全国に「行宮」ってほとんど存在しないんだが、

なぜか(主に南朝のせいで)近畿中部にたくさん存在します。

せっかくなので(吉野、天野、観心寺、住吉、八幡あたりは)回ってみたいですな。

 

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(17.2.14追加)

鎌倉史跡ー浄光明寺 / 鎌倉ぶらぶら

 

中先代の乱で鎌倉に事実上幕府を開いた(恩賞を渡し始めた)尊氏が

後醍醐天皇の討伐を恐れ、こもったお寺。

直義が敗北し、「出家しても許さん」というニセ綸旨により

(その後尊氏は挙兵、九州落ちの後京都まで巻き返し、室町幕府が誕生します)

 

 

 

 

044:行きたい南北朝の史跡その2

pro-con.hateblo.jp

 

前回分はこちら。近畿圏内を中心にしらべてたので、

今回は近畿エリア外のを収集しました。

 

(その1)南朝の皇居跡 賀名生(奈良県五條市

 

南朝の中心地といえば賀名生(吉野は最初だけだよ)

皇居跡はいまでも一般の方の住宅として使われているので、

公開されるのは春秋の年2回だけ。

www.city.gojo.lg.jp

 

サイトを見る限り、平成29年春の公開はないみたいです。

申込も結構面倒(往復ハガキのみ)だし、小学生以下は入れないし、

秋口までちゃんと覚えてられるかどうか。うーむ。

 

 

(その2)「日本国王懐良親王の墓(熊本県八代市

民に朝貢貿易をしたことで有名な懐良親王後醍醐天皇の皇子、鎮西将軍です。

一時は太宰府を押さえるほど勢威をふるった「南朝の星」です。

また、変なタイミングで日本側の代表になった(使者が帰ってきた時点で太宰府を撤退済)ので、その後に貿易をしようとする人のいい迷惑にもなったとさ。

 

懐良親王自体はかなり面白い存在なので、南朝ファンとしても追ってみたい。

 

www.jalan.net

↑歴史上の史跡をしらべると、結構な確率でじゃらんnetが出てくる。迷惑な

 

 

(その3)北条氏最後の地 東勝寺跡(鎌倉)

北条高時をはじめ北条家が集団自決し、鎌倉幕府が滅んだところとして有名です。

太平記にも大きく取り上げられてる事件ですし、

日本史上でも外せない重要な出来事。わざわざ遠征する値打ちがありそう。

 

鎌倉の史跡 東勝寺跡 鎌倉幕府終焉の舞台 /鎌倉ぶらぶら

↑廃寺で公式サイトがないせいで、紹介できるページが全部しょぼい

 

 

(その4)武闘派の宮将軍 護良親王の墓(鎌倉)

鎌倉幕府滅亡の立役者、護良親王

尊氏と対立して政治的に消されてしまいましたが、産まれながらの武将とも言える

その武勇に心を打たれた人は多いでしょう(たぶん)。

 

殺害された際に、相手の刀の切っ先を加えて話さなかったので

検分の際に偉い人に危害を加える恐れがあるとして、首をその辺に捨てられたという

因縁深いエピソードも太平記には残っております。

 

鎌倉史跡ー護良親王の墓所 /鎌倉ぶらぶら

 

 

(その5)毒殺された副将軍 足利直義の墓(鎌倉)

 

調査中

 

鎌倉の浄妙寺という話があるが、信頼できるサイトが見つからない。

今度、足利直義の評伝を読むので、そのときに再度調べようと思う。

 

 

 (全体を見た感想)

 

「ちゃんと公式サイトを作ろうよ」

 

人気の無い南北朝時代とはいえ、史跡巡りがきっかけで観光に来られる方もいらっしゃいます。寺、自治体どっちも、もう少し観光資源を活用しましょうよ。

 

043:精選版日本国語大辞典のiOS版が出ました

 ”面白い”辞書がアプリ化されてテンション高めです。

 

これをスマートフォンタブレットで使いたい人がどれだけいるかは知らないが、

アプリ化した物書堂の着眼点が素晴らしい。

物書堂が辞書を作ってくれる、それだけで、iPhoneを使ってて良かったと思う。

 

精選版 日本国語大辞典

精選版 日本国語大辞典

  • 物書堂
  • 辞書/辞典/その他
  • ¥4,800

 

収録してる事例というか出典がかなり凝ってるので、

古語や歴史分野の研究者にはたまらないでしょう。

神皇正統記など、普通は引用しないし存在そのものもあまり知られてないぞ。

(現代人には必要ないかもしれない)

 

書籍版の辞書は3冊組で定価4.5万円です。

 

〔精選版〕日本国語大辞典〈全3巻〉 | 書籍 | 小学館

 

これを高いと思う人は、この辞書がそのそも必要ではない方です。

 

おうちにも定価1万円超の辞書が何冊かありますが、

どれもニッチな分野に必要以上の情報量を詰め込んでるやつ。

対象読者にとっては「これを待っていた!絶対買う!!!」となるものなのです。

 

専門辞書は、図書館・研究機関・研究者しか相手にしてないし、

一般向けの国語辞典・英和辞典が3000円前後で買えるのは普及品だから。

ハイエンドで培ったコンテンツを一般向けに流用して費用を回収してる

だけのお話です。

 

iOSで高額辞書を買うのは広辞苑法律学小辞典以来ですが、

こちらの方も当分遊べそうです。

 

まずは太平記の引用文を全部読んで、

次に出典一覧を一読して知らない書籍を探して…そんな遊び方です。

 

042:京都の雪景色は一度撮影したい

2017年1月14日(土)・15日(日)

日本列島を襲った寒波により、関西は平野部も雪・雪・雪。

そして観光地・京都も雪景色となりました。

 

知り合いの写真好きの方も大挙上洛・雪景色を撮影な一日になったようです。

 

 

 

普段は違う風景を撮ってる方(それぞれプロ野球・鉄道)なのですが、

日曜日に京都で雪が積もった!となると話は別です。

こんな撮影日よりはありませんから。

 

私は用事(映画鑑賞)と体調不良で撮影は断念しましたが、

今度雪が降ったら、清水寺金閣寺には行ってみたい。

 

 

こっちはバズってたやつから。

元より絵になる風景、雪さえ積もればもっと魅力的な風景となります。

南禅寺もいいですね〜。 

 

寺社の建造物をいれるのもいいですが、

庭園を中心に撮影するのも良さそう。

 

次の寒波が楽しみです←?

 

041:南北朝関係の史跡・墓所・お寺を調べたよ

畿内は史跡が多くていいですね〜。

京都以外にも沢山の史跡が見つかったので、自分用に調べたのでメモ。

雲母坂を除いてアクセスは良いので、1年くらいかけてゆっくり回りたい。

 

(京都)

世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ

後醍醐天皇菩提寺。聖廟もあります

尊氏、直義、夢窓疎石が絡んでるので北朝ファンにもおすすめ。世界遺産

 

京都嵯峨野・宝筐院

北朝ファンには足利義詮墓所

南朝ファンには”小楠公楠木正行首塚が楽しめる←楽しむな

 

等持院

https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000178

足利家の墓所がある。見所も多くおすすめ。

歴代将軍(&家康)の木像を祭った霊光殿は神聖なオーラを放ってます。

あと、公式ホームページくらい作ろうよ

 

東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺

後醍醐天皇と京都を争っていた時に尊氏が陣を敷いたところ。

ちなみに後醍醐天皇比叡山に布陣。両方とも宗教勢力ですな

 

 

SA027 水飲対陣跡

ハイキングコース沿いに碑が一つ立ってるだけなので、

わざわざ見に行くとガッカリするかも。 

下(雲母坂)から登るよりケーブルカーの駅から下りる方が早くて楽です。

 

 

(大阪)

大阪府/府内の史跡公園等の紹介【史跡桜井駅跡(楠木正成伝説地)】

太平記の名場面「桜井の別れ」で有名な桜井駅跡です。

JR東海道線島本駅のすぐそばにあるので、

東西方向への移動中に途中下車して立ち寄るのがおすすめ

 

2. 史跡 伝楠木正行墓/四條畷市ホームページ

楠公といえば四條畷の戦い。その四條畷墓所があるらしい。

摂津・河内は南朝関係の古戦場が多いので、回ると楽しいかもしれない

 

北畠顕家の墓

大阪市 阿倍野区 あべの歴史マップ

 

北畠顕家戦死の地

北畠顕家戦死の地 クチコミガイド【フォートラベル】

 

石津の戦いで高師直に敗れ、討ち死。

墓所堺市大阪市阿倍野区にあるが、堺のは公的機関の情報が載ってなかった。

 

 

観心寺・公式ホームページ

南朝の本拠地って、吉野だけじゃないんです!

有名所では、賀名生(奈良県五條市)、観心寺(大阪府河内長野市)も

行在所(あんざいしょ;仮の御所)になってます。

 

隣には後村上天皇南朝二代目天皇)の陵墓もあります。

 

賀名生皇居跡|五條市で“観る”|五條市観光協会

で、別に知られてる”皇居”が賀名生。

一般公開は年二回なので、チャンスを確実にものにすること。

 

 

兵庫県

高師直(こうのもろなお)の塚/伊丹市ホームページ

石田三成と並んで人気の無い人物の双璧、高師直

伊丹市さんは戦死と書いてるが、護送中に上杉能憲に惨殺されたので

戦死では無い気がするのです。

 

 

(有名すぎる枠)

湊川神社(楠公さん)-楠木正成公を祀る神戸の名社

”大楠公楠木正成といえば湊川の合戦。七生滅賊といえば湊川

JR神戸駅近くの大通り沿いにあるので、かなり行きやすい部類。

 

 

 

 まだまだ追加するつもりです!